岡山県庁にて

岡山市まで近世・近代史料調査を行いました。
該当する機関は以下のとおりです。

・岡山県立記録資料館
・岡山県立図書館(郷土資料部門)

どちらも閲覧方法は、専用の用紙に閲覧したいものを記入して提出し、出してもらうという形式となっており、他の館と大きな違いはありません。資料撮影にかぎって話を進めます。

岡山県立記録資料館について
岡山の公文書館機能を有した機関です(ただ、岡山県の行政文書は戦争のさいの岡山空襲で燃えてしまい、ほとんど残っていないとのことでした)。個人史料を委託でうけるかたちであったり、岡山大学の地方(じかた)資料を複製したものを所蔵していました(すべて持っているのかは確認していません)。複製物なのでコピー機をつかって複写可能とのことでした。
資料撮影については、簡易の撮影台が1つ準備されており、これにカメラを装着させる形になりますが、本格的なものではなく、カメラを真下に向けると撮影台自体が写ってしまいます。

岡山県立図書館(郷土資料部門)について
県立図書館の2階に郷土資料を取扱うブースがあります。資料撮影については別室が2室あり、そこで撮影作業をするよう指示されます。ただし、撮影台はありません。手持ちで撮影をすることになります。

また、館内でのみ公開されているデジタルデータ(雑誌など)があり、これをつかってプリントアウトすることも可能でした。ただし、画像のトリミングを行ったばあい、1コマずつ印刷作業をしなければならず、連続印刷を行うには館と相談が必要だろうと思います。作業がややおっくうに感じられました。

こちらは岡山で発行されていた「山陽新報」を複写したものをバインダーにしたものを開架においていました。ただ、明治20年代までであり、所蔵するすべての号をみるにはマイクロリールでの閲覧になります。

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