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2012-05 journals

刻まれた言葉たちよ
2012-5-27(Dimanche)
新しいサイト、「ライブラリー・ラビリンス」ができました。
http://tmtkknst.com/LL/

略称は「LL」です。エルエル・・・。つぶやいてみると軽い語感があります。サイトはすっきり、爽やかな感じにしてみました。

このJournalsでお伝えしてきたことはLLに移りますので、更新頻度が低くなります。以降は、LLでお楽しみ頂けましたら嬉しいです。

それで、このTMTKKNSTをどうするか。
ときどき、TMTKKNSTにやってきてメッセージをくださる方がいらっしゃいます。そのためにもここは残しておきたいと思います。
何よりも、Jounarlsで刻まれてきた言葉たちを残す場として。
わたし自身もふらりとJournalsを更新することもあるでしょう。

どうぞよろしくお願い致します。

2012年 5月 28日(月) 00時21分44秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十八日 己丑の日
子の刻 三つ

流動するサイト
2012-5-26(Samedi)


keyword:サイト/twitter/facebook/sns

2012年 5月 26日(土) 23時21分29秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十六日 丁亥の日
子の刻 一つ

あたらしい、サイト
2012-5-25(Vendredi)
このサイトを新しくしようかなあと思い、いろいろと試行錯誤しているところ。twitter、facebookで拡散してしまったわたしのなかの関心を一点に統合させるようなサイトを作りたい。
でも、今やっているこのサイトはじつはホームページをはじめてから一番息が長い。これでいくかもしれないし、わからない。

炊飯器が故障したので、量販店に修理に出す。
鍋でご飯を炊く。うん、歯ごたえがよくておいしい。


2012年 5月 26日(土) 01時29分45秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十六日 丁亥の日
丑の刻 一つ

核心を言い当てる
2012-5-24(Jeudi)


keyword:バルトルシャイティス/森/ゴシック/深層/本質

2012年 5月 25日(金) 00時06分39秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十五日 丙戌の日
子の刻 三つ

欠ける環を見ながら
2012-5-23(Mercredi)

わたしは空が広がるようなところに住んでいる。5月21日の朝の金環日食、わたしの住む横浜はこのような雲に覆われるような天気だった。出るだろうか・・・と不安になるような天気。この写真の右側が東で太陽がそこに在るはずなのだ。


しばらくすると雲が取り払われて、太陽があらわれる。ちょうど完全な指輪なったとき、雲がフィルターとなって肉眼でもなんとなく感じられる瞬間。すぐ準備していたカメラのシャッターを押す。
二度とみることはないであろうこの瞬間。わたしたちは日食に限らず何かの瞬間のために生きている。
この日食は日本の広いところで見られたらしいけれど、それをニュースで知ると、空はだれのものでもなく、ただそこに広がっている。曇りで見られなくて残念な気持ちになった人も含めて、わたしたちは空を見上げることでひとつの出来事を共有している。・・・それで、なぜか最近twitterで加治屋健司さんが「当事者」という言葉について注意していたことを思い出したのだが、この「当事者」とは一体なんなのだろう。例えば身体障害者のことを当事者とバリアフリーやユニヴァーサルデザインでいったり、3月11日で被害を受けた人が当事者というのも奇妙な話で、何かそういうことを思いながら、欠けてゆく環を見上げていたのだった。

2012年 5月 23日(水) 23時40分35秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十三日 甲申の日
子の刻 二つ

日付を入れるということ
2012-5-22(Mardi)


keyword:チーズケーキ/時間/日付

2012年 5月 23日(水) 00時05分16秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十三日 甲申の日
子の刻 三つ

力を失った空
2012-5-21(Lundi)


keyword:金環日食/橋本一径

2012年 5月 22日(火) 00時06分35秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十二日 癸未の日
子の刻 三つ

国学院
2012-5-20(Dimanche)


keyword:国学院/伊勢物語/詞書

2012年 5月 21日(月) 00時51分56秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二十一日 壬午の日
子の刻 四つ

知の泉
2012-5-19(Samedi)


keyword:静嘉堂文庫/四条河原町/ショパン

2012年 5月 19日(土) 23時46分52秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十九日 庚辰の日
子の刻 二つ

現代的な錬金術
2012-5-18(Vendredi)


関連URL:


keyword:ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス/Peter Fischli & David Weiss

2012年 5月 19日(土) 00時02分14秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十九日 庚辰の日
子の刻 三つ

近藤佑子さん
2012-5-17(Jeudi)


関連サイト:「メチャクチャにヤバイ就活生・近藤佑子を採用しませんか?」http://mechayaba.kondoyuko.com/

keyword:近藤佑子/メチャクチャにヤバい/

2012年 5月 18日(金) 02時30分40秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十八日 己卯の日
丑の刻 四つ

紙の切り取り方
2012-5-16(Mercredi)


keyword:エルンスト/手紙/ブルスベルク画廊/歪み

2012年 5月 16日(水) 23時36分47秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十六日 丁丑の日
子の刻 二つ

発表者を募集しております!
2012-5-15(Mardi)
今回はお知らせしたいことがあります。
7月7日(土)と7月8日(日)の二日間にわたり、東京大学駒場キャンパスにて表象文化論学会の大会が開催されます。

その2日目におこなわれる研究発表において、本パネル「結晶化する物質 ― 切り貼りにおける時間と固有性」について、発表者を2名募集しております。
本パネルの司会およびコメンテーターは大橋完太郎先生(神戸女学院大学)です。パネルの組織者はわたくしこと木下です。

パネルへの申込方法などは以下をごらんください。
http://repre.org/news/2012/05/7_b/

パネルの概要およびわたしの発表内容を以下に紹介いたします。
応募をお待ちしております! どうぞよろしくお願い致します。

(パネルタイトル)
「結晶化する物質 ― 切り貼りにおける時間と固有性」

(概要)
本のページに付箋を貼り付けるように、わたしたちは日常的に切り貼りをして体系化を行っている。手記、新聞記事、写真を切り抜いてノートに貼り付ける行為(スクラップ、カット・アンド・ペースト)、あるいはウェブにおける情報管理ツールのEvernote、tumblrなどで、選択した情報を蓄積する行為がある。例えば、美術では、キュビズムにおける「コラージュ」「アッサンブラージュ」、ルネサンス絵画において画中に古画を嵌めこむ「嵌入」がある。経済では一度使われた資材を別の場で「リサイクル」「リユース」する産業構造が存在し、レヴィ=ストロースの「ブリコラージュ」が様々な形でわたしたちの社会に根ざしている。
こうした営為は、宮川淳が『引用の織物』において「引用」という広範な概念でその全体像を示しして以来、考究がされてきた。この概念に照らし合わせるとすると、改めて「切り貼り」とは何であろうか。そこで本パネルでは、切り貼りについて、2つの問いから分析を行いたい。まず、物質が切り貼りされるという行為により、物質が歴史 ― 「時間」からどのような形で切り離されているのかという問い。そして、それぞれの主体の関心と技術によって切り貼りされた物質はどのような「固有性」があるのかという問いである。この2点を意識しつつ、切り貼りされたものを対象に実証/理論的な分析を行い、「切り貼り」を布置してみたい。


(発表タイトル1)
「流転するスクラップ ― 金子静枝「棄利張」の分析を通じて」
木下知威

(概要)
本発表は、金子静枝(本名:錦二(1851-1909))によって切り貼りされたと思われるスクラップブックを手がかりに、金子にとって切り貼りとは何だったのかを問うものである。金子は新潟に生まれ、東京で活動したのちに明治期京都の有力新聞「日出新聞」で、美術・工芸の記事、連載小説を発表した操觚者であった。それだけでなく、金子はアーネスト・フェノロサと岡倉覚三による古社寺調査に同行し、京都美術協会や博覧会で活躍する顔も併せて持っていた。このように、金子は美術史の裏方といえる役割があった。そんな金子の唯一の遺品と思われるのがスクラップブック「棄利張(きりはり)」である。これは美術、工芸、寺宝、民俗、風俗、武芸に至るまで幅広い新聞・雑誌記事が貼付けられているもので7冊が個人蔵で確認されている。
本発表は以下のように構想されている。まず、発表者が作成した金子の年表をもとに人生と業績の「全体像」を可能なかぎり描き出す。次に、「棄利張」のネーミング、装丁、下地、綴じ、目次、集積された記事の内容・分類の特徴、切り貼りの方法(配列)、筆跡などを分析する。同時に近代京都の実情、明治期新聞の特性も意識しつつ、「棄利張」が金子によって注意深く作成されたものであることを証したい。そして、金子の人生像と「棄利張」の特徴・作成時期を関連づけ、金子にとっての切り貼りとは、明治時代の京都における知の体系である新聞記事を切り貼りすることで、記憶術として自己のなかに沈澱させるものであり、同時に時間を超越して残存することで、明治時代への覗き眼鏡として機能しているといえるのではないだろうか。


2012年 5月 15日(火) 12時33分37秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十五日 丙子の日
午の刻 四つ

揺れる葉
2012-5-14(Lundi)


keyword:葉/揺れ/意識/無意識/セザンヌ/現象

2012年 5月 14日(月) 23時54分14秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十四日 乙亥の日
子の刻 二つ

パジャマ
2012-5-13(Dimanche)


keyword:ソファ/パジャマ/幼い/国旗/ウォーホル/ポップ

2012年 5月 13日(日) 22時50分21秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十三日 甲戌の日
亥の刻 四つ

ランプの思い出
2012-5-12(Samedi)


keyword:照明/光/ランプ/両親

2012年 5月 12日(土) 23時51分51秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十二日 癸酉の日
子の刻 二つ

建築とともに
2012-5-11(Vendredi)


keyword:鉄川与助/LIXIL/長田達朗/煉瓦/明治/一ツ山チエ

2012年 5月 12日(土) 00時19分33秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十二日 癸酉の日
子の刻 三つ

消えかかる色/あらわれる色
2012-5-10(Jeudi)


keyword:雪舟/四季山水図/毛利博物館/風景/室町/精神/リズム/カーテン/青/紺

2012年 5月 10日(木) 23時51分14秒
壬辰の年(閏年) 皐月 十日 辛未の日
子の刻 二つ

形骸化するディテール
2012-5-9(Mercredi)


keyword:伝統のディテール/形骸/襖/引手/工房/メープルシロップ/ホットケーキ/バター

2012年 5月 09日(水) 23時11分56秒
壬辰の年(閏年) 皐月 九日 庚午の日
子の刻 一つ

知の種を蒔く
2012-5-8(Mardi)


keyword:全力/ラーメン/facebook/美術館/日本/蒲公英/知/種

2012年 5月 08日(火) 23時48分25秒
壬辰の年(閏年) 皐月 八日 己巳の日
子の刻 二つ

おやつ
2012-5-7(Lundi)


keyword:おやつ/エクレア/チョコ/果物/コーヒー/紅茶

2012年 5月 07日(月) 23時37分59秒
壬辰の年(閏年) 皐月 七日 戊辰の日
子の刻 二つ

位牌と戸籍
2012-5-6(Dimanche)


keyword:位牌/死/狩野派/池上本門寺/戸籍/×/金/漆/デコレーション

2012年 5月 06日(日) 23時55分45秒
壬辰の年(閏年) 皐月 六日 丁卯の日
子の刻 二つ

木漏れ日を浴びながら
2012-5-5(Samedi)


keyword:日射し/デッキ/書類/虫/風/世界/花/キーボード

2012年 5月 05日(土) 23時34分18秒
壬辰の年(閏年) 皐月 五日 丙寅の日
子の刻 二つ

書くことの果てに
2012-5-4(Vendredi)


keyword:手紙/書く/筆談/一字一仏/法華経/分身/宿命/聾

2012年 5月 04日(金) 23時44分56秒
壬辰の年(閏年) 皐月 四日 乙丑の日
子の刻 二つ

アブサン
2012-5-3(Jeudi)


keyword:就職祝い/ブックカバー/ノイズ/アイデンティティ/エドガー・ドガ/アブサン/カフェ

2012年 5月 03日(木) 23時28分17秒
壬辰の年(閏年) 皐月 三日 甲子の日
子の刻 一つ

立ち止まるということ
2012-5-2(Mercredi)


keyword:読書/リズム/立ち止まる/ムネモシュネ・アトラス/ヴァールブルク

2012年 5月 02日(水) 23時31分40秒
壬辰の年(閏年) 皐月 二日 癸亥の日
子の刻 二つ

浅蜊と蒲公英
2012-5-1(Mardi)


keyword:高島屋/アサリ/酒蒸し/タンポポ/種子/京都

2012年 5月 01日(火) 23時41分20秒
壬辰の年(閏年) 皐月 一日 壬戌の日
子の刻 二つ

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