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2010-03 journals

松原正久さんへのお詫び
2010-3-6(Samedi)

松原正久(1934-2007)
"Trinity News" November1st, 2005



トリニティ・カレッジ・ダブリンで1987年に文学修士。
松原正久さんの『聾唖の旅』という本がある。日本を飛び出し、外国を廻りながら各言語を習得しているという聾者の本なのだけど、すごいなあという気持ちと、こんな聾者もいるのかと励まされるような気持ちになったのを覚えている。それで、日本の聾者にきいても今どこにいるか知らないという。それでいつしか松原さんのことが記憶から薄れていった。
それでひょんなことで思い出してひさしぶりに検索してみたら、なんと2007年にダブリンで亡くなっていたことを知る。トリニティ・カレッジ・ダブリンといえば世界屈指の名門大学。そこで学ばれておられたとは・・・。一体どういうことを考えておられたのだろう。そこに少しでも迫りたい気持ちを感じながら新聞記事を収集する。

『聾唖の旅』は国会図書館にあるのだけど、痛みが激しく複写禁止だったと思う。
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000898442/jpn

残念なのは、日本の聾社会が松原さんをダブリンにいると認識していなかったらしいことだ。
ああ、もっと早くにちゃんと調べて、ご本人に連絡をとっていたら・・・。自分自身の不明というほかない。

2010年 3月 06日(土) 00時53分34秒
庚寅の年 弥生 六日 乙卯の日
子の刻 四つ

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