Macでは、Adobe ReaderやAcrobatでPDFを印刷する際、週刊誌のように見開き形式で印刷することができます。しかし、PDFをPDFとして保存することはできなくなっていました。Adobeのサポートによれば、「Adobe PDF プリンタは、Mac OS X 10.6 の強化されたセキュリティ機能によって動作が妨げられるため、正しく動作しません」とあるようにPDFを見開きとして保存することができないのです。

最近のコピー機はPDFを送れば見開きで印刷をすることができますが、見開きのPDFで第三者にデータを渡したいときなどに不便です。そこで有益な方法を2つ紹介します。まずは、BookletCreatorCreate Bookletを使い、見開きにすることです。もしくは、古いCreate Bookletを使うことです。これはフリーで、これをインストールすると、プレビューでPDF create Bookletが表示され、見開きのPDFを作ることができるのです。

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しかし、デフォルトでは、書き出したPDFが/private/tmp/に保存されてしまうので不便です。そこで、次のように設定を変更します。まず、library/PDF services/にはPDF create Booklet.workflowがあります。これをダブルクリックするとautomatorが起動するので、output directoryを任意のフォルダに変更します。私はデスクトップにしました。もしここで保存できなかったら、一応別のファイルとして保存し、library/PDF services/にある同じworkflowに上書きすればよいでしょう。

workflow欠点として、古いCreate Bookletは細かな設定ができないことが挙げられます。見開きのPDFができれば両面印刷し、二つ折りするだけでホチキスのいらない書類ができるので便利です(薄ければ)。

手軽に見開きのPDFを作りたいときには参考にしてみてください。

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